ReactOSをVirtualBoxを動かしてみたのでメモメモ。
ReactOS(リアクト オーエス)は、Microsoft Windows NT系(2000以降)とアプリケーション及びドライバに於けるバイナリ互換性を目指すオープンソースなオペレーティングシステムである。
との事。我が家のwindowsは数年前に駆逐済ですが Windowsでしか動作しないアプリケーションも多い、、、。。
windowsは嫌いだけど Tera Termは使いたい!
なので、今回の目標はwin互換のReactOSでTera Termを動かす事。 さっそく動かしてしてみます。
目次
必要な物
- セットアップ済のVirtualBox ダウンロードは:https://www.virtualbox.org
- ReactOSのLiveOSイメージ ダウンロードは:https://www.reactos.org/download
VirtualBoxのセットアップ
まずはVirtualBoxのセットアップから。 仮想マシンを作成します。
仮想マシンの新規作成
VirtualBoxマネージャーから新規(N)を選択
仮想マシンの初期設定
- 名前 : 適用に
- タイプ : Microsoft Windows
- バージョンア : Other Windows(64-bit)
- メモリ : 2GB(仮の値を指定。状況を見ながら修正する)
- ハードディスク :仮想ハードディスクを追加しない(D) 今回はLive起動(メディアイメージからBOOTする)
仮想マシンの設定① -設定を選択
仮想マシンの設定②-ストレージを選択
仮想マシンの設定③ - 起動ディスクの選択
①ストレージツリー → 光学ドライブを選択
②属性からディスクイメージを選択してダウンロード済のReactOS-0.4.2-live.isoを選択
仮想マシンの設定③ - 起動ディスクの選択結果
”情報:”に選択したイメージが表示されている事を確認
仮想マシンの設定④ - システム【重要】
システムタブから
“ポインティングデバイス(P)”の項目を”OS/2マウス”に変更する。
※この部分を変更しないと,Bootしない 過去記事参照: Windows互換OS ReactOSの実行【LiveCD選択で起動しない】http://ichibariki.hatenablog.com/entry/2016/09/17/142705
ReactOSの起動
起動OSの選択
起動画面で ”LiveCD”を選択
デバイスの初期化画面
言語の選択 デフォルトのままで【重要】
言語の選択画面はデフォルトのままでNextを選択
起動モードの選択
今回はインストールせず実行したいので “Run ReactOS Live CD”を選択
起動完了 【成功】
無事起動完了です。
英語表記ではあるものの。スタートメニューもしっかり反応してくれます。 見た目は何か懐かしい感じ。
Windows 2000頃の画面に似ているインターフェースです。
タスクマネージャーを起動してみた!(懐かしい感じ)
はじめに起動するプログラムは何かよいのか、、。 いつもお世話になっている彼を起動してみようと思います。
“タスクマネージャー”さんです。 お世話になっています m( )m じゃ~ん。↓↓ (メモリ使用量が89MB!!?)
なんとか起動まで辿りつきました。
しかし。英語表記は我慢できるとして
- キーボードも英語モードになっているのはちと辛い。
- アプリケーションをインストールしたいけどブラウザが見つからない
このあたりを解決するためにも,Live起動ではなくインストールしてみますかね。
試した環境
ゲストOS
ReactOS-0.4.2-live
ホストOS
OS X El Capitan OS X 10.11.4(15E65) ATOM v1.5.4 (2016-03-02) japanese-menu v1.6.2 VirtualBox バージョン 5.0.20 r106931 Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-5.0.20r106931