一馬力のメモ帳

MVSからLinuxまで。基盤屋さんは眠らない

GNS3 VM をVMware Fusionにインストールする

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ネットワークシミュレータGNS3のVM版は
動作させる事ができるアプライアンスが沢山あります

最近マイブームのVyOSもGNS3 VM上にアプライアンスとして
展開するとネットワーク環境をシュミレーションできて検証がはかどります

そんなGNS3 VMですがバージョンが3種類ありそれぞれ

です。

PC上で環境を作ることができるのは
GNS3 VM VMware ESXi以外の2つの選択肢となりますが
GNS3 VM VirtualBoxは動作が遅い様子。

せっかくなので高速に動作するGNS3 VM VMware Workstation版をインストールしてみたいと思います

参考にしてみてください

  • GNS3の紹介はこの記事を参考にして下さい

ichibariki.hatenablog.com

目次


 GNS3 VM VMware Workstationのダウンロード

今回利用する仮想化基盤は「VMware Fusion」となるため
ダウンロードするGNS3 VMは GNS3 VM VMware Workstationです

ダウンロードはGNSのGitHubリポジトリから
https://github.com/GNS3/gns3-gui/releases 

「GNS3.VM.VMware.Workstation.2.1.11.zip」をクリックしダウンロードします

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GNS3 VMのインストール

VMware Fusionのメニューから
ファイル>新規(N)で新規VMの作成画面を表示し
インストールを進めていきます

インストール方法を選択

GNS3 VMは〜.ova形式で配布されているため
インストール方法は「既存の仮想マシンをインポート」となります

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既存の仮想マシンを選択

既存の仮想マシンを選択の画面で事前にダウンロードした
GNS3 VM.ovaファイルを選択します

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仮想マシンの名前はデフォルトのまま「GNS3 VM」としました。

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仮想マシンのインポート完了

「終了」画面が表示されれば,GNS3 VMのインポートは完了です。

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GNS3 VMの起動

前の画面で「終了」をクリックすると自動的に仮想マシンが起動します

「この仮想マシンをアップグレードしますか?」
と表示されるので「アップグレード」を選択します

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起動画面1

GNS3 VMの起動がはじまると
GNS3のロゴになっているカメレオン?の舌が
にゅーーーんと伸びていきます

虫を捕まえると起動完了です

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起動画面2

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上の画面が表示されれば起動完了です。
参考になれば幸いです

試した環境

ホストOS

2500/15.4 MJLT2J/A MacBook Pro Retinaディスプレイ

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)
macOS Mojave
  システムのバージョン:    macOS 10.14 (18A391)
  カーネルのバージョン:    Darwin 18.0.0

仮想化基盤

VMware Fusion Pro 11.0.2 (10952296)
GNS3 VM 2.1.11 VM