一馬力のメモ帳

MVSからLinuxまで。基盤屋さんは眠らない

R言語で小説を読もう累計1位の「無職転生- 異世界行ったら本気だす - 」をタグクラウドしてみた。

毎度。一馬力です。

小説を読もうってサイト(http://yomou.syosetu.com)知ってます?
無料で小説を読むことができるんです。

活字中毒の一馬力はこのサイトにかなりお世話になっています。

今回は,R言語を使って
小説を読もう累計1位の「無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 」の1話目を
タグクラウド化してみようって話でです。

R言語を使えば3ステップで簡単にタグクラウドを作成する事ができます。
それでは早速タグクラウド作成方法の紹介です。

R言語。統計解析向けの言語です。
インストール方法はこちら
ichibariki.hatenablog.com

目次


前提

  • R言語が動作する事
  • mecabが動作する事 
  • Rに以下のパッケージが導入されている事
     - RMeCab
     - wordcloud

インプットデータの準備

今回のインプットデータは

無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
第一話「もしかして:異世界」
http://ncode.syosetu.com/n9669bk/2/ 

です。小説を読もうサイトにはtxtダウンロード機能があるので
事前に小説をダウンロードしておきます。

今回ダウンロードした小説は以下のフォルダにある前提で作業を進めます。

/Users/xxx/Downloads/N9669BK-1.txt

Rのセットアップ

R言語を起動した,必要なパッケージ(ライブラリ)を読み込みます。

# ライブラリの読み込み
> library(RMeCab)
> library(wordcloud)
 要求されたパッケージ RColorBrewer をロード中です 

# フォントの設定
> par(family = "Osaka")

必要なライブラリをエラー無しで読み込めれば
タグクラウドを作成する準備は完了です。

タグクラウド作成

R言語のセットアップが完了したら
下のコマンドの通り3ステップでタグクラウドを作成できます。

# RmeCabを利用して小説を分かち書き
 res1 <- RMeCabText("/Users/xxx/Downloads/N9669BK-1.txt”)
res2 <-unlist(sapply(res1,"[[",1))

# wordcloudを利用してタグクラウドを生成
> wordcloud(res2,min.freq = 2,random.order = FALSE,colors = brewer.pal( 8, "Dark2" ))

一話目はトラックの話?
いやいや。ネタバレしちゃうので、気になる人は1話目読んでみて下さい。

無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 第一話「もしかして:異世界」タグクラウド
f:id:htbariki:20170129154948p:plain

こんな簡単にタグクラウドを作成できるR言語。便利ですね。
皆さん試して見て下さい

試した環境

2500/15.4 MJLT2J/A MacBook Pro Retinaディスプレイ

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)

macOS Sierra
 システムのバージョン:    macOS 10.12 (16A323)
 カーネルのバージョン:    Darwin 16.0.0
R 3.2.4 binary for Mac OS X 10.9 (Mavericks)